マーケティング
公開日:2017.05.17

マクドナルドマーケティング

先日、マクドナルドのメニューを見たところ目に飛び込んできたものは「裏メニュー!」

どうやら5月10日に「裏メニュー2」が発売されたようです。去年も裏メニューがあったことは知りませんでしたが、今回は第二弾のようですね。

 

マクドナルドといえば、定期的に「復刻版」や「季節限定」など早いスパンで目玉商品が変わります。子供用のハッピーセットに付いてくるおもちゃが変わるスピードもさることながら、人気のキャラクターのおもちゃのときはすぐに在庫がなくなるほどです。おもちゃ狙いで、マックへ行くなんてこともよくある話です。アプリでの割引クーポンも外せません。

 

今回その「裏メニュー」と聞いて、つい「なになに?」と話題になり、つい裏メニューを注文しました。普通「裏メニュー」というと「隠れたメニュー」という意味ですが、マックの裏メニューの場合大々的に宣伝しているので、本来「裏」ではないのです。しかし、その「裏」というネーミングで確実に興味がそそられます。

そもそもマックの裏メニューはどういうものかというと、「基本商品にトッピングできる」「カスタマイズできる」というもののようです。

 

例えば、同じ商品でも

・スモークベーコン入りてりやきマックバーガー

・裏てりやきマックバーガー

 

どちらが興味をそそられるでしょうか?

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やはり後者の「裏メニュー」ではないでしょうか。情報がありふれ、どんなものでも簡単に手に入る世の中で、重要なのはいかに話題に取り上げてもらうか、いかにユーザーの心を掴むかと言えます。

 

有名なマーケティング心理学で、「覗かないでください!」と言われると覗きたくなる、禁止されると逆にしたくなるというような心理をカリギュラ効果と言いますが、「裏」という見えない部分を見たくなる心理が働くのでしょう。つい頼んでしまう、という心理状況を作ることがポイントです。そして、話題にもなりさらにその情報が拡散されるという、人が興味を持つ心理を利用した上手なマーケティングです。

 

また、裏メニューの組み合わせは、なんと583通りあるようです。ファーストフード店は、決まったメニューを注文するという常識から外れ、自分で自由にトッピングができるというオリジナル感を出したのも画期的なアイデアです。583種類あれば、飽きることもありませんね。

 

こう考えると、世の中、同じ商品でも売れる会社と売れない会社があるのは、結局売り方次第ではないでしょうか。どのように見せるか、というアイデア次第だとも言えます。このあたりは、いくら人工知能が進化しても人の柔軟なアイデアが必要とされるところですね。

何もないところから、「こんなことをしたら話題性につながる」「驚きがある」というメッセージを考えることは簡単ではありませんが、売れるか売れないかの違いは、実はそこにあるのかもしれません。

 

執筆者:才田 真未 (https://woman.xlab-online.com)

前職はウエディングプランナー。現在は、2人の育児をしながらリスティング広告、Facebook広告などのweb広告運用やセミナーを開催。多角的視点から考える広告運用やマーケティング情報をお届けします。

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