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公開日:2017.02.22

知っておくべき広告掲載ルール「薬事法」

世の中、どんなことにもルールがあります。法律や交通規則から会社内のルール、家庭内でのルール、自分の中でのルール、大きいものから小さいものまでたくさんにルールがあります。

広告掲載にあたってもルールがあります。リスティング広告を掲載するには、Google AdWordsでは「ポリシー」、Yahoo!プロモーション広告では「ガイドライン」という広告掲載ルールを守らなければいけません。その項目は複数あるのですが、その中でも注意が必要なのが、昨年末にDeNAのキュレーションサイトの問題でも取り上げられた「薬事法」です。「薬事法」という言葉が聞き慣れていますが、改訂されてから「薬機法」と言うのが現在の正式名称です。また薬事法と共に、「景品表示法」略して「景表法」も注意するべき項目です。

インターネットが普及し、web上での虚偽・過大表現などの広告が増え、そのため消費者の被害トラブルなどが多くなったため、どんどんこのような規制が厳しくなっているという状況です。

このようなルールを知らずに、広告を掲載することはできませんし、法律上においても知らなかったでは済まされません。特に、薬事法に当てはまるビジネスの場合は、しっかりと理解した上で、広告作成をする必要があります。

 

薬事法とは

昭和35年にできた法律で、日本の医薬品や医療機器などの運用規定です。改訂を重ね、現在の正式名称は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」と言います。ただ、正式名称が長いので「医薬品医療機器法」や「薬機法」と略されています。「薬事法」という方が聞き慣れていますが、現在正式には「薬機法」となります。

この薬事法とは、医薬品、医薬部外品、医療機器、再生医療等製品に関して、品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による保健衛生上の危害の発生及び拡大の防止することを目的とするものです。

簡単に言うと「医薬品であることを誤解させてはいけない」ということになります。

 

規制の対象となるもの

化粧品、健康器具、食品、健康食品などが規制の対象となります。エステや脱毛、サプリメントなども含まれます。このようなビジネスの場合は、薬事法を守って広告を掲載する必要があります。認められている医薬品であるとを誤解させてはいけないということに気をつけましょう。

 

表現方法

具体的には「治る」「痩せる」「増進」「予防」などの表現はNGとなりますので、「維持する」「補う」というような表現を使うことで掲載することができます。第三者である体験談やお客様の声でも、効能を記載することは禁止となっていますので、注意が必要です。

 

《例》

・シミくすみの悩みを改善 → お肌のシミを見えにくくする
・老化対策に → 年齢を重ねた肌にハリを与える
・痩せる → 理想のメリハリボディ
・新陳代謝を高める → ショウガのパワー

 

景品表示法

間違った表現や過大表現をして、期待をさせてはいけないということです。

 

不当な表示の禁止

虚偽表現や誤大表現を禁止し、商品やサービスを正しく分かりやすく伝えることを目的としています。

 

過大な景品提供の禁止

商品・サービスの提供するために過剰な景品を用意して、消費者を惑わしたり、本来の対価に見合わない商品による被害を防ぐことを目的としています。

 

《禁止事項の例》

・根拠がないのに「最安」「NO1」「最速」などの表示
・ブランドに似せた紛らわしいロゴの使用
・ありえない実績のない通常販売価格
・実際の販売価格を高く設定してから値引きをすること
・実在しない商品やサービスを表示している。
・存在しないプレゼントをオファーとして表示する。
・「今なら半額」などの期間限定企画を無期限に表示している。

 

まとめ

薬事法に含まれる商品やサービスを扱うときには、ルールを守って、ユーザーに正しく伝える、ということが欠かせません。しかし表現の規制などにより、本来訴求したい内容を訴求することが難しくなっているのも実情です。規定の範囲内で、うまく表現をしてユーザーに正確かつ魅力的に情報を届けられるような工夫が必要です。また、薬事法や景品表示法などの規制は、状況に応じて改訂しますので、定期的に確認をしておきましょう。

 

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執筆者:才田 真未 (https://woman.xlab-online.com)

前職はウエディングプランナー。現在は、2人の育児をしながらリスティング広告、Facebook広告などのweb広告運用やセミナーを開催。多角的視点から考える広告運用やマーケティング情報をお届けします。

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