マインド(考え方)
公開日:2016.07.07

ビジネスの成功にはお金よりも、時間を掛けた信用が大事

ビジネスをしていると、様々なリソースが必要なシーンが増えてきます。人・モノ・金・情報などは言い出せばキリが無いほど、大手企業でも中小企業でもリソース不足で満足することは中々ありません。

人材不足はどこの会社でも起きますし、サービス(モノ)はどんどん競合が出てきますし、資金が必要な場面は多いですし、グローバル化が進む世の中では情報収集は欠かせません。

ビジネスでは全てが投資

「人」に関して言えば、採用前は求人費、採用に掛かる費用諸々、採用後も戦力になるまでは、教育費、マネジメントなどの人件費、そして支払う給料までもが投資です。

「モノ」では、商品開発などでは開発費や研究費、販売後も改善を続けなければいけなく、これらも投資です。フランチャイズビジネスや商品の仕入れを行なうビジネスも、初期費用が必要ですので、これらも投資ですね。

「お金」(手持ち資金)を増やすには、営業キャッシュフローで増やすのが原則ですが、スタートアップ時は銀行から借りたり、投資家から投資を受けたりもします。これらの背面にあるリスクも未来の為の投資と言えます。

そして「情報」もネットや本、セミナーなどで得られる情報も大事ですが、本当に重要な情報はそこら辺には落ちていません。リアルでお会いする人などの人脈から得られることが多いもの。そして人との交流にも、良い人脈と悪い人脈があります。良い人脈を確保するためには、時間やお金を使わなければいけません。勿論これも投資です。

よく言われるように、お金と言うのは信用の対価です。通貨の話をすれば、国家の信用のもとに価値が決められます。同じく、僕達個人でもお金は信用の対価でもあります。ビジネスシーンでは「お金が無いから出来ない」とよく聞きますが、それは究極言い訳になる時代です。本当にやりたいことで、未来を信じられるなら何が何でもやりたいはず。社会的信用があるなら、銀行や日本政策金融公庫(昔の国金)から借りれば良い話ですし、社会的信用が無くても個人の信用があるのであれば、家族や友人、知人から借りても良いはずです。最近ではクラウドファウンディングなどの様に良い企画があれば、見知らぬ人から資金を集められるサービスも増えています。

こう考えてみると、お金というのは「信用」があれば作ることは出来そうです。

タイトルに冠した「お金を掛けるか、時間を掛けるか」ですが、ビジネスだけで言えばどちらも掛けた方が成長は早いです。お金で言えば、人件費や外注費などのお金を掛けずに全部自分でやろうとすれば、リスクは少ないけれど、成長はどうしても自分のキャパ以上にはなりません。広告宣伝費を掛けずに、もしくは出来る限り抑えても、同じサービスを行なう競合が広告宣伝費を掛ければ、どんどん顧客を奪われてしまうでしょう。

しかし、僕にも経験がありますが、お金が無いのも実は経営者です。「貧すれば鈍する」と言われる様に、あれをした方が良い、こうした方が良いと分かっていても、資金が無ければ何も出来ません。

お金が無くても「信用」があれば、なんとかなるものです。

信用というのは一朝一夕で身に付けられるものではありません。約束を守る、結果を出す、実力を付けるなど、何かの積み重ねを続けて得られるものでもあります。

ビジネスではすぐに結果が欲しくなるものですが、中長期を見た時には日々時間を掛けて、何かしらの積み重ねを行い「信用」と言う財産を築くのがビジネスの成功への近道ですか。

信用を得ることを目的に時間を投資するのは少しいやらしい感じがしますが、目的は何であれ「信用」と言う資産を作る事が出来なければビジネスは難しいと思います。僕達経営者は、信用と言う資産作りのために、日々時間と言う全員に平等に与えられたリソースを、どう使うかに掛かっているのではないでしょうか。

僕は会社を潰した手前、一般の金融機関からの信用はもう暫くは難しいのですが(信用を得られるよに目下努力中)、それでも頭取と懇意にしている某金融機関からはプロパー融資も受けられますし、個人や企業から億単位の資金を調達出来る自信もあります。しかしながら、その自信を得るまでにはかなりの時間やお金を投資したのも事実。そういった経緯もあり、その信頼残高はよほどの事が無い限り使わないと思いますが、それでも自分の見えない資産だと思っていますし、だからこそ0どころかマイナスのスタートからでも、やり直せると思っています。

信用と言う自信の無い人は、お金に固執し過ぎる傾向もあります。それを批判するつもりは無いのですが、お金も信用もバランスよく持っていた方が精神衛生上も良い気がします。

お金を貯めるのも勿論大事なのですが、時間を掛けて信用を貯めると言う考えも持ちたいものですね。

 

 

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執筆者:藤 勝行 (http://xlab.co.jp)

4年間経営した会社を倒産後、再度起業したインターネット広告代理店(エックスラボ)を3期目で年商約10億円グループにまで成長させる。集客をしたい中小企業の経営者や大手企業の担当者、同業他社までも参加するセミナーを開催する起業家。広告マン兼マーケッター。

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