「クレショフ効果」を活用してあなたのWEBページで伝えたいメッセージを発信する

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今日は、WEBサイトの一要素、写真に関する話です。
複数の写真が、見る者の意識に影響を及ぼす「クレショフ効果」について。
一見当たり前のようだけど、見落としているところがあるかもしれません。
クレショフ効果とは連続して見た複数の写真の間に関係性を見出す無意識の働き
「クレショフ効果」は、連続して見た関連性のない写真に、無意識的に関連性を見出してしまう現象の事。
例えば、子供が走っている写真と、公園の写真を連続して見ると、「子供が公園で遊んでいた」というように無意識の中で本来関連のない2枚の写真の間の関係性を作り出してしまいます。
実は、クレショフ効果を初めて見出したのは心理学者ではなく、映像作家のレフ・クレショフという人でした。この1920年頃に発見されたクレショフ効果は、その後の映画界に大きな影響を与えたモンタージュ理論に発展し、ヒッチコックはこの理論に則って映画を撮っていたそうです。
クレショフ効果をWEBページ上で活用する
クレショフ効果は、WEBページ上に載せる写真にも適用できます。例えば自社ページや自社ブランドページのトップのスライド画像などで、自社の商品とは別に、企業やブランドをこんなイメージで見て欲しい、というような写真を入れて、企業イメージやブランドイメージをコントロールする事が可能です。これはもう、世界中でたくさんの企業、ブランドがしている事ですね。
また、ECサイトの商品ページでも、その商品に与えたいイメージに沿う写真を載せて商品イメージをより良く魅せることができます。
あなたのWEBサイトでクレショフ効果を活用する前の準備事項
それは、あなたの会社、ブランドや商品のイメージをどのようなものにしたいのかという事を、考え抜く事。ここをおろそかにすると、企業イメージやブランドイメージがぼやけてしまい、思ったような効果が出せなくなってしまいます。
例えば、海外から仕入れた自転車を売ることになったとして、山道も走れるスポーツタイプの自転車なのに、お母さんが近所のスーパーに買い物にいくようなイメージで売ろうとしても、売れないかもしれないですね。
そして、このイメージを煮詰めていくとどんな人に対して売りたいのか、イメージ写真はどんな風景のものを選ぶのかが決まってきます。クレショフ効果を使う時に一番大切なのは、「どんなイメージで売るべきなのか」という事かもしれません。それは、当初の「どんなイメージで売りたいのか」とは違っている事もあるのです。
「どんなイメージで売るべきなのか」が決まったら、そのイメージを明確に表している写真を選ぶようにしましょう。同じ写真を見ても人によって受け取り方が違う事があるので、誰が見ても「そのように見える」事が大切です。
クレショフ効果は1枚の写真の中にも適用できる
このクレショフ効果は、1枚の写真の中にも適用できます。
例えばワインを売る時に商品だけを撮るのではなく、上品なディナーのテーブルセットと共に撮る、などです。ここでも大切なのは、その商品イメージに適切で、しかもイメージアップしてくれるような風景と共に撮る、という事です。
仮にあなたがコンサルタントでセミナーを行っている場合は、広い会場、沢山の参加者の写真がイメージとマッチするのかも知れませんし、少数でワークをしている写真が親近感が湧いて良いのかも知れません。ご自身のブランディングのためにどちらが良いかを考え、イメージ写真を使うと理想とする顧客が反応してくれやすくなります。
当たり前のようにも思えるクレショフ効果ですが、あなたの自社サイトやECショップで、あらためて見直してみると、ちょっとした効果があるかもしれません。

4年間経営した会社を倒産後、再度起業したインターネット広告代理店(エックスラボ)を3期目で年商約10億円グループにまで成長させる。集客をしたい中小企業の経営者や大手企業の担当者、同業他社までも参加するセミナーを開催する起業家。広告マン兼マーケッター。
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