ビジネス用心理学
公開日:2016.06.15

流行りについていきたいバンドワゴン効果とは?

行列のできる店、ブームで品切れの商品、今話題のスポットやテレビドラマなど私達の周囲では様々な話題を振りまくお店やサービスがあります。そしてその話題ゆえに、品切れになり、さらに話題になりブームが起きたりします。

「さらに話題になりブームになる」と言うところには人の心理が動いているようです。その心理とは、バンドワゴン効果と言うもので、ビジネス用の心理学としては有名なものの1つです。

 

バンドワゴン効果とは?

バンドワゴン効果とは、ある選択肢が多くの人に支持されていたり、流行しているといった情報を得た場合、その情報が正しいと信じ、その選択肢を支持する気持ちが強くなる心理効果の事です。

バンドワゴンとは行列の先頭を歩く楽隊車のことであり、流行に乗る、勝ち馬に乗るという意味があります。ある特定の商品やサービスを支持する人が多くて流行している場合、顧客がその商品やサービスによって得られる満足度や安心感が高く、売れている商品が良いものだと安心し売れ筋が欲しいと思う心理が働きます。

アメリカの経済学者、ハーヴェイ・ライベンシュタイン氏(HarveyLeibenstein)が創作した用語で、1950 年に発表した論文『Bandwagon, Snob and VeblenEffects in the Theory of Consumers’ Demand(消費者需要理論におけるバンドワゴン効果、スノッブ効果、及びヴェブレン効果)』で、バンドワゴン効果を提示しました。

経済学の分野では、「消費の効用への効果のうち、流行に乗ること自体が持つ効果をバンドワゴン効果」と呼ばれています。経済学だけでなく、政治学・社会学の分野などでもバンドワゴン効果は使われています。

 

みんなと同じで安心!?

「AちゃんもBちゃんもみんな持っているから買ってほしい!」と言って親にお願いをしたり、人気店でも、初めてのお店でも、海外でも、人気のある商品を聞いてそれを注文した事はないでしょうか。メニューに売れ筋と書くと人はそれを注文しやすくなるのもこの効果です。ランチを食べようとして、2軒のお店を見つけました。1つは長蛇の列。もう一つはガラガラ。まだ食べてもいないのに、長蛇の列ができているお店の方がおいしいと判断してしまいますよね。これもバンドワゴン効果です。他人と同じ行動をすることで「自分もまわりの人と一緒」という安心感を求めて商品やサービスの購入につながっているのです。

この心理の背景には自分だけの支持よりも多数からの支持が正しいという思い込みがあると考えられています。

 

バンドワゴン効果のマーケティングへの活用

例えばキャッチコピーなどで、流行していて多くの人が購入していることをアピールをすることで、「私も買わなきゃ」と思わせるようなキャッチコピーを考えて、WEBやメルマガに活用します。

・「○○の間で大人気!」

・「当店一番人気のベストセラー商品」

・「ただいま申し込みが殺到しています!残り○○個」

・「すでに○○人の方が申し込んでいます」

・「過去○○個の売り上げ、今回限定○○個販売します!」

・「○○ランキング売り上げ 1 位」

・すでに商品の販売数実績がある場合は、その数字を前面に出しましょう(千円、万円と省略せずに、15,800 円という風に「0」を並べて記載したほうが印象的)

・クレジットカードの宣伝「○秒に 1 人がお申込み」

・テレビショッピング「ただいま申し込みが殺到しています!」というテロップや「全世界販売台数○○○○台」というアピール

・行列をわざと作るために、カウンターしか置かない店

・新規開店のお店にサクラを使って行列を作る

・テレビで○○というタレントが紹介

 

お客様の声や推薦者の声

お客様や著名人の推薦メッセージのWEBやメルマガ、ブログなどへの掲載。動画、直筆レターなどがあればより効果的です。沢山のお客様からの声があれば安心ですし、みんなに知られている有名人の◯◯さんが来店していたりすれば、きっと良いものだ!と心理的に思われます。

お客様の声や推薦者の声は、まずは「質」を大事にしましょう。その上で「数」があれば最強です。きっと新規のユーザーやお客様はあなたの会社やサービスに他社よりも安心感を得やすいと思います。

 

ソーシャルメディアの活用もバンドワゴン効果になる

facebook や twitter などのソーシャルメディアを活用。友人、知人間のおすすめ、流行などが瞬時に分かりますし、「いいね」や「シェア」や「リツイート」などで評価も一目瞭然ですね。

ちなみに、世界的な情報、調査会社のニールセンの 2015 年の世界 60 カ国・3 万人の 19 種類のメディアに対する消費者信頼度についての調査結果によると、 信頼度ランキング 1位(83%)のは友人・家族からの推薦。2位(70%)の企業(ブランド)ウェブサイト。3位(66%)のインターネット上の消費者の口コミ。4位(63%)のテレビ広告でした。いかに口コミが大事か分かります。

FacebookやTwitterなどのSNSを活用している企業は多いと思いますが、その中でのフォロワーさんや友達に良い口コミを起こして貰えるなら、それが1番反応は高いかもしれません。ソーシャルメディアでバンドワゴン効果を効果的に使いましょう。

 

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執筆者:藤 勝行 (http://xlab.co.jp)

4年間経営した会社を倒産後、再度起業したインターネット広告代理店(エックスラボ)を3期目で年商約10億円グループにまで成長させる。集客をしたい中小企業の経営者や大手企業の担当者、同業他社までも参加するセミナーを開催する起業家。広告マン兼マーケッター。

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