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公開日:2017.10.04

リスティング広告の効果を左右する外部要因

10月に入り、朝晩はすっかり肌寒くなりました。暑い夏が過ぎると、リスティング広告でも大きな動きがあります。夏向けの商材は一気に売れなくなります。リスティング広告は、PDCAを回すことで効果が上げられるものですが、いくら運用スキルがあっても素晴らしいアカウント構成でも外的要因によってはどうにもならないこともあります。

季節によってもビジネス自体の売上に変動もありますし、需要がなくなれば検索数も減り、リスティング広告のそもそものボリュームも少なくなります。

季節によって効果が変動するのはもちろんですが、リスティング広告に及ぼす外部要因は他にもあります。これを把握しておかないと正確な効果を知ることができず、間違った判断をする可能性もあります。急な変化や予想できないこともありますが、ある程度予測できることは事前に対策が必要です。

 

時期的要因

夏向けの商材は夏に需要があり、その他の季節には検索数が少なくなります。例えば、水着や日焼け止めクリーム、扇風機など。リスティング広告は検索キーワードに連動して表示されるので、ボリュームが少なくなればCV数も減ります。そもそも需要が少なければリスティング広告で効果をあげることはできません。繁忙期になる手前からしっかりと対策をすることと、需要がある季節に機会損失を起こさないよう予算をかけてあげることも大切です。季節によって予算を変えるなど商材にあった運用計画を立てましょう。

また、季節だけではなく、時間や曜日によっても効果が変動する場合があります。ビジネス系の商材は、土日の効果が悪い傾向にありますし、夜にクリック数やCVが多いなど、実際のリスティング広告運用においての数値を見て傾向をつかむことができます。

季節や時間、曜日など、時期的要因に逆らうことはできません。現状把握をして状況判断をした上で運用をしましょう。現状把握をするために次のようなツールを活用することもオススメです。

Googleトレンド https://trends.google.co.jp/trends/

 

天候による要因

天候によって、人間の行動や心理は変わります。例えば、来店やセミナーなどの参加率も雨の日は悪いものです。雨の日は、憂鬱、面倒、出かけたくないという心理が働く人が多いのではないでしょうか。そのような行動や心理がリスティング広告の効果にも反映されます。また、出かけたくないという心理から家で暇な時間に検索するという行動もあります。あなたもふとした暇な時間にスマホを触ったり、検索したりといった行動は身に覚えがあるかと思います。また、暑い時に売れる商品や寒い日に売れやすい商品もあります。天候だけなく暑い、寒いなど気温などもリスティング広告に関係してくる場合があるのです。例えば、洋服などは季節の変わり目など急に寒くなれば厚手の洋服が急に売れたり、暑い日はビールがよく売れるというように、ユーザーは気温にとても敏感です。

 

連休やイベントによる要因

GWなどの大型連休やクリスマスなどのイベントがあるとユーザーの動きは変動します。連休の場合は、出かける人が多いため検索数が減ったりCV数が減る商材もあります。商品が売れにくい場合、あえてGWセールなどを開催することでCVを伸ばすことも可能です。また、クリスマス、お正月、バレンタインなどのイベントは一気に売上をあげるチャンスです。早めに準備し、的確なタイミングで的確な広告、キーワードを出稿することで、効果を上げることもできるでしょう。

 

メディアによる要因

テレビなどは影響力があるので、一度ニュースや番組で取り上げられると一気にGoogleやYahoo!での検索数が伸びることがあります。キーワードによって、サイトへのアクセスを増やすことができます。TwitterやFacebookなどは拡散力が高く、SNSで話題になることで検索数が伸びるケースもあります。ビジネスで売上を上げるためには、世間の流れに敏感でなければなりません。世間では何が流行っているのか、どんな検索キーワードでよく検索されているのかを知ることで、設定するキーワードや広告文に生かすこともできます。同じ意味合いでも流行りによって、実際の検索ワードが変わることもあるので要注意です。下記のツールを使って、流行りや世間の流れを読み取ることもオススメです。

Yahoo!リアルタイム検索 https://search.yahoo.co.jp/realtime

 

競合による要因

リスティング広告は、各キーワードの上限単価を自分で設定してのオークション制となっています。実際に入札できるか(1位に掲載できるかどうか)は単にキーワードの上限単価だけで決められるものではありませんが、競合が増えれば増えるほどキーワード単価は上がる傾向にあります。同じキーワードを入稿している競合がキーワードの上限単価を上げてきた場合、価格競争から全体のキーワード単価も上がります。キーワード単価が高騰した場合は、同じクリック数でも多額の広告費がかかる可能性があるので、CV率やCPAとの兼ね合いを考慮しながら慎重にキーワードを選定する必要があります。

 

まとめ

リスティング広告から安定したCVを獲得できるのがベストですが、様々な外部要因によって効果は変動します。世間が変動しているのに同じような効果を上げるのは不可能です。適した施策をし、年間スケジュールなどを踏まえ、最大限効果を上げられる運用をしていきましょう。また、効果を落としがちな外部要因を逆手にとって、うまくプロモーションしていくことでも効果を上げられる可能性があります。ユーザーの行動や心理をうまく読み取り、柔軟な対応を心がけましょう。

 

 

執筆者:才田 真未 (https://woman.xlab-online.com)

前職はウエディングプランナー。現在は、2人の育児をしながらリスティング広告、Facebook広告などのweb広告運用やセミナーを開催。多角的視点から考える広告運用やマーケティング情報をお届けします。

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